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SCTA Milersメンバー登録してきました

2019/3/3

Bonneville Speed Week, El Mirage Land Speed主催者SCTA(Southern California Timing Association)のクラブの一つ、MILERS(マイラーズ)のミーティングに行ってきました。

 

SCTAとは、1937年に設立され、ランドスピード(最高速)レースを主催しているアメリカで最も古い団体です。

 

SCTAを構成しているのが、南カリフォルニアにある9つのクラブです。
クラブによって会費やミーティングの回数も異なり、数十ドルの年会費を支払えば、基本的には誰でもメンバー登録できます。

 

メンバーになると、BonnevilleやEl Mirageでのイベントへの参加が可能になります。

 

 

ランドスピードの起源

1902年にフランスのオートクラブが始めたもので、様々な団体が独自のルールで運営していたため、世界記録というものが認識しずらい状況にありました。
1924年にAIACR(Association Internationale des Automobile Clubs Reconnus)が統一レギュレーションを作り、現在の形になっているようです。

 

主催者の発足は1902年ですが、記録が残っているのは1898年のバッテリー駆動車で、63.15kmでした。
ピストンエンジンとしては、1902年の122.44km、1906年にはデイトナビーチで蒸気エンジン車が205kmを記録しています。

 

その後、世界各地で同様のイベントが開催されますが、主催団体は(アメリカでは、SCTA、Auto Club)AIACRのメンバー登録が必要になり、AIACRが記録を一元管理する様になりました。
1947年にAIACRはFIA(国際自動車連盟)となり、モータースポーツの国際競技を運営しています。

 

レギュラーシーズンは、SCTAやBNIが主催していますが、10月のワールドファイナルはFIAルールで行われ、記録はFIAの世界記録として登録されます。
ただ、ルールの違いから殆どのクラスでFIAよりSCTAの記録の方が上回っています。

 

詳細は割愛しますが、SCTAは1本走行して速度を計測しますが、FIAは1時間以内に2本走行し計測区間の平均スピードが記録になります。
*1時間の計測は、1本目の走行で計測区間に入った時点から、2本目の計測区間を出るまでの時間*

 

クラス(改造の度合い)によりますが、1時間以内に2本走るのはかなり大変な作業で、2016年にホンダのストリームライナーが世界記録を更新した際、インターバルでの車のメンテナンス時間を大幅に削減する必要がありました。

 

各部のチェック、燃料補給、インタークーラー冷却用の氷の補充等々。
通常40分くらいかかる作業を、半分の20分以内で終わらせなければなりません。

 

2本走る理由は、風やコースの状況による不公平さを少しでも減らす目的だと思います。
陸上やスキージャンプの追い風、向かい風記録と同様ですね。

ですので、SCTAの記録の方が速いのは納得できますが、個人的にはガチンコ勝負感はSCTAの方がある気がします。

MILERSは1938年に設立され、以来多数の記録を出している、歴史のあるクラブの一つです。

 

先日訪問した、世界記録保持者のRalph Hudson(ラフル・ハドソン)も、このクラブのメンバーだった事もあり、ほぼ単独行動の私も早速メンバー登録をしました。
メンバーは80人位いますが、今日は50人参加です。

 

バイク乗りは5~6人ですが、Alp Racing Design (アルプ・レーシング・デザイン)もメンバーだったり、刺激的なミーティングでした。
https://www.alpracingdesign.com/design-pre-unit-frame

 

4月にはEl Mirageのコース整備や事前車検があったりと、色々手伝う事があるらしいので、出来る限り参加してみます。

話を聞いていると、殆どのメンバーがドラッグレース→ランドスピード(最高速)へ転向していた。 笑

 

Milers会長のお父さん(Doug 80才)は、一昨年までHosepower Engineeringを経営していて、シリンダーヘッドを作っていましたが、現在はリタイヤしています。
ロードスター(2000馬力)も、息子が走らせていますが、530キロオーバーの記録を持ているそうです。

 

ま~とにかく感じの良い人ばかりで、長くやって行けそうかな? と感じた一日でした。

今年は、車の仕立てが間に合いませんが、このメンバーの大半がボンネビルに参加するらしいので、見に行ってみよう。

 

宿は、1年前から予約しないと一杯なので車中泊かキャンプだな…

 

 

2019年イベント日程:

El Mirage(カリフォルニア州)
5/18~19
6/9
7/21
9/15
10/20
11/9~11

 

Bonneville(ユタ州)
8/10~16 Speedweek
10/1~4 World Finals

 

詳細はこちらで確認できます。

http://www.scta-bni.org/

昨年作ったEl Mirageのビデオはです。

VLOG004 S.C.T.A El Mirage Land Speed

IRONWOOD RACING訪問

2019/2/25

昨年8月に、南米ボリビアのウユニ塩湖で1000㏄2輪最高速297.97MPH(476.75KM)を記録した、Ralph Hudson(ラルフ・ハドソン)のショップに行ってきました。

 

本職は、テーマパークや博物館からの依頼で、ディスプレイなどを作っている会社を経営しています。

 

昔からバイク好きで、ロードレースやドラッグレースを経験後、ある人と知り合ったのがきっかけで、ランドスピード(最高速)を始めたそうです。
しばらくブランクがありましたが、9年ほど前から子供の手も離れたので復帰し、昨年FIAの世界記録を更新しました。
1000cc APS-BG1000クラス(アルコール燃料/ターボ/カウル付き)では、前人未踏の300マイル(480KM)が目標なので、今後も継続して参戦するとか…

バイクは2003年GSX-R1000で500馬力!
レース時は、計算した結果、375馬力で目標スピードに達すると判断し、エンジンの負担も軽減出来るのでセッティングを変更。

 

非公式ながら、初の300マイルはオーバーしているのですが、FIAのルールでは2本の平均スピードが記録されるため、記録は297.97マイルに留まっています。
(7~8マイルの1マイルの平均x2本で計算されます)

 

今年68歳になるラルフですが、ボディーパーツも新調し、再度ウユニ塩湖に挑戦します。

 

気になるボリビアでの参戦費用は、機材の送料等も含め、約$30,000(¥340万)程かかるらしく、2年連続で参戦しましたが、
今年はボンネビルにするかも…との事でした。笑

 

現在は、エンジンのオーバーホール中であるのと、本職が忙しく出直すことにしました。

 

昨年のイベントでの詳細を記した文書がありますので、機会があればご紹介したいと思います。

 

今日は挨拶程度の訪問でしたので、写真なども少ないですが、また次回に…

カウルの右側のダメージは、記録達成時に横風が吹き、最高速でマイルマーカー(8マイル)に激突した際のものです。

SONY XAV-AX5000 CVOモデルに対応しました!

2019/2/22

ご好評を頂いております、ソニーXAV-AX5000を使用したツーリングモデル用ディスプレイですが、CVOモデルの純正アンプ(Boom Amp)を交換することで、
弊社の取り扱っているタッチパネル・ディスプレイが仕様出来るようになりました。

 

純正のブーム・アンプ(2個)を取り外し、400W 2チャンネルアンプ(1個)に置き換えることで、ステレオ機能はそのままで、全てのハンドコントロールスイッチが使えます。

 

キット内容:
SONY XAV-AX5000
配線/小組済みのためフェアリング内の純正モニターを外し、カプラーへ接続するのみの状態になっています

CVOモデル対応のための、アンプ交換
・Rockford社製400W 4CHアンプ
・取り付けキット(小組済み)

 

詳細は、以前のブログ又は下の画像をクリックして下さい。

 

SONY XAV-AX5000ツーリングモデル用ディスプレイ・アップグレードキット

詳細お問い合わせは、弊社ホームページお問い合わせ欄又は、下記メールアドレスまでお願い致します。

 

info@glmc1.com

 

スタッフ一同、お待ちしております。

Lyndall 36″ Wheels for Bagger Model

2019/2/21

先日Lyndall Brakesに立ち寄った際に見かけた、36インチ/16インチホイールセットです。

 

もう大径ホイールの流行りは終わりかと思い続けて数年経ちますが、引き続きオーダーが入るようです。
一つのカテゴリーとして、定着したのでしょうか?

弊社では、各種特注サイズホイール、ブレーキローター、色変え等の手配も行っております。

 

お見積もりをご希望の際は、弊社ホームページのお問い合わせ欄又は、下記メールアドレスからお願いします。
もちろん、お電話でのお問い合わせもお待ちしております。

 

info@glmc1.com

 

宜しくお願い致します。

超武骨!Barrel Stove (ドラム缶ストーブ・キット)

2019/2/20

最近、日本ではキャンプブームの様ですが、武骨な自作ストーブ用、鋳鉄部品が販売されています。

 

ドラム缶をカットして作るのですが、カットの仕方によっては、ストーブ兼焚火台、調理も可能になりそうです。
中に棚を付ければ、燻製機としても使えますね。

エミッションや火気にうるさい州(ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州には送らない)と書かれています。

 

街によっても法律や条例が違いますが、個人では花火すらできない環境になってしまいました。
独立記念日やクリスマス、新年は庭先で花火をしていたのが懐かしいです。

 

というわけで、日本でこのサイズのドラム缶が手に入るかは分かりませんが、キットとしては、とても面白いですね…

うちは長年使い続けている、鋳鉄焼き網のBBQグリルがありますが、形状がそっくりです。

開封前

横から炭のトレイを引き出せるので、とても便利

シーズニング後

7~8年前の新品時の写真ですが、今では見せられない位年期が入って、鋳鉄の焼き網も仕上がっています。 笑

 

 

ついでに、この時に行ったカリフォルニア州ビショップ付近のキャンプ場の様子をご案内します。

 

シエラネバダ山脈沿いに走っている、395号線から少し入った所にある”Baker Creek Campground”と言うこじんまりとした、小川が流れているキャンプ場です。
ヨセミテ国立公園の山の裏側で、ロサンゼルスからだと車で5時間くらいかかります。

 

この時は、確か車一台$20。
受け付けは、こんな感じでポストにナンバープレートの番号を記入して、現金か小切手を入れます。

この時期は、朝晩氷点下になるので厳しいですが、春から秋口までは気持ちの良いところです。

 

近くには、川全体が自然の温泉になっている所もあって、ここを目当てに行く感じですね。
川の上流には温泉施設がありますが、ここは何もないので、河原まで車で行って水着に着替えます。

 

川床は、細かい砂利になっているので、入っても濁ったりしません。

夜は、ダッジオーブンを使ってチーズ・キッシュを焼いたり、ステーキとビールで至福の時を過ごします。
(キャンプに行きたくなってきた 笑)

凄く膨らんだチーズ・キッシュ

こちらもアウトドア定番のShock Top(オレンジ風味ビール)

スペアリブを焼いたので、定番のBull’s Eyeソースで…

焚火で食後のデザート作りですが、薪割りはせずそのまま行きます

翌日は、車で1時間くらいの山に行ってハイキング。

 

標高がかなり高いので、日差しは強いけど涼しくて気持ちいいです。

山の方にも何か所かキャンプ場がありますが、この辺まで来ると熊が出る可能性があるので要注意です。

 

食料用のロッカーも用意されていますね。

ハイキングの後は、Bishop(ビショップ)の街に戻って、嫁さんが大好きなドイツ系のパン屋に寄るのが定番です。

 

田舎町には不釣り合いな程大きなパン屋で、中ではサンドイッチも作ってくれます。
従業員は、15人くらい居たかな?

そんな感じで、最低2泊は必要なキャンプです。

 

帰りはテントを撤収後、隣町にある”The Mount Whitney”というレストランで、バリバリのアメリカの朝食を食べて帰るのも定番。

 

距離的にも、頻繁に行かれるところではないのですが、年に1度は行きたくなるルートです。

この辺りは、西部劇などの映画の舞台にもなっているようで、俳優のサイン入り写真が沢山かかってます。

あとは、ひたすら運転をして帰るのみ…

 

途中、大きなアンティークショップ等もありますが、寄った事ないな…

他にも、第二次世界大戦時の日系人収容所や、キャンプグッズの巨大な店舗がありますが、また次の機会にご紹介という事で、今回はこの辺で。

 

最後まで読んで頂いて、有難うございました。

 

 

おまけ画像

やっぱり、これが一番武骨だな 笑

Primo Brute III & IV Clutch Pack 入荷!

2019/2/19

PrimoブルートIII、IV用、クラッチパック(Red Eagle)入荷のお知らせです。

 

Primo/Riveraが閉業してから暫く経ちますが、以前Primo社の販売していたクラッチパックの在庫を入手しました

 

Red Eagleは、長年に渡り大型トラックのフリクションプレートにも採用されている、耐久性の高い素材です。

 

既に、代替品が販売されていますが、フリクションプレートの厚さが違ったり、スチールプレートでの調整が必要なようです。
弊社のパッケージは、Primo社の推奨値(1.710”~1.740”)に収まっていますので、バスケットやインナーに問題が無ければ、
そのまま組み込み可能です。(確認は必要ですが)

 

セット内容
品番:2048-0009、2054-0002に対応
・バックプレート(.120″) x 1
・トッププレート(.047″) x 1
・スチールプレート(.080) x 6
・フリクションプレート(.134″) x 7

 

Primo社のスタンプが有るものは限定的ですが、スタンプ無の同商品は継続的に販売して行く予定です。

 

その他、クラッチ関連部品、ベルトドライプ部品等も有りますので、お気軽にお問合せ下さい。

 

お問い合わせは、弊社ホームページお問い合わせ、もしくは下記メールアドレスからお願いします。

info@glmc1.com

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