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ロサンゼルス郡 新型コロナウィルス感染者1日で5000人超

2020/7/11

感染が止まりません!という枕詞は聞き飽きたというか、それ言ってどうする?とイラっとしますが、これもコロナストレスでしょうね。

 

先日ロサンゼルス郡(人口約1千万)で、1日の感染者数が5,000人を上回りました。

 

経済活動を再開すれば、当然分かっていた結果ですが、ある業種では、再度営業が停止されていて、各方面で更なる影響が出始めています。

 

部品供給に関して支障も出ており、いくつかの部品メーカーから通達が届いています。
輸送に関しても、航空便の減便などもあり、若干遅れ気味です。

 

完全に終息はしないんでしょうけど、早急に治療薬やワクチンが開発されることを、節に願います。

 

この状況の中、豪雨による被害も発生してしてしまい、被災者の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

ちょっと勇気づけられる、Tシャツやパーカーがありました。

 

”人生において辛い事があっても、それは1度だけ、あとはアップするのみ”

 

上手い事言うな…
(弊社えは取り扱っておりませんので、悪しからずご了承下さい)

 

感染には万全の対策で、この難局を乗り切りましょう!

両手に花

2020/6/15

2001年の日本GPで、Freddie SpencerとMick DoohanがRC211Vのお披露目デモラン直前のパドックでの一場面。

 

2スト500ccのみのレースが最後だったので、観戦で日本まで行った甲斐がありました。

 

関係者のご配慮で、VIPパスを頂きどこにでもアクセス出来たんですが、飲酒してこんな場にいてしまったので、後でちょっとお小言を受けました。

 

完全プライベートとは言え、若気の至りです。(笑)

いい思い出…

 

この前月にニューヨークの同時多発テロ(9.11)があって、国際線の搭乗者数は50人程度だった。

 

食事は窓側、食後は中央の4席で横になれるという贅沢な旅でした。

 

それにしても、ダラシない服装だな😅  これも若気の至り🙇‍♂️

 

撮影した友人が突然送ってくれたけど、デジカメじゃないのが凄い…

ハーレー・ダビッドソンに補助輪機能?

先週、公になったハーレー・ダビッドソン社が”セルフ・バランシング・ジャイロスコピック”という新機構の特許を申請したニュースが出ていましたね。

 

タイトルでは、補助輪機能と書きましたが、低速走行時の安定性や、駐車中にスタンド無しで自立するという、要るのか要らないのか想像がつかない機能です。

 

二輪全体に言えることですが、ここ数年の新車販売台数の落ち込みによる、新規ユーザーを取り入れる意味合いが強いようです。
日本では、600カ所の教習所でハーレーを使い、新規ユーザーの取り込みをしているそうですね。

 

子供のころ、乗りにくいものを上手く乗りこなしている人を見て、大人になったら絶対乗るぞ!という憧れがあったんです。

 

個人的には、乗りやすく便利になればなるほど、趣向性が下がる気がするんですけどね…

ツーリングモデルのトップバッグ内に脱着可能だそうですが、英文記事を読むと、自転車の補助輪の様に”不要になったら取り外せる”という表現がありました。
という事は、初心者か高齢者用?

 

近未来的な感じを覚える機能ですが、電動モーターで内部のフライホイールを10,000~20,000回転させてピッチやロールを押さえるらしいです。
この車格の挙動を安定させるわけですから、かなり重量のあるフライホイールを使っているんでしょう。

訴訟大国のアメリカですから当然対策はしてくると思いますが、これだけの回転数で回っているので、万が一故障した時が心配になります。

 

停車時スタンドが不要との説明もあったので、もしかすると車椅子の方も乗れるのでしょうか?
もしそうであれば、可能性が大きく広がりますね。

 

初めはチョットどうかな~という気持ちで書き始めましたが、書きながら上記に気が付き鳥肌立ちました。

 

このデバイスは、ハーレーの他機種への取り付けも可能との事なので、更に可能性を感じます。

 

楽しみに完成を待ちましょう!

新規取り扱い BREMBO/MARCHESINI

2020/6/5

以前から複数のお問い合わせを頂いていましたが、対応出来ていなかったブレンボーとマルケジーニの取り扱いを始めました。

 

定番なので、今更説明は不要でしょうね。

 

お問い合わせは、弊社ホームページのお問い合わせ(コチラ)からお願いします。

Honda Bonneville Challenge 2016 ①

2020/5/27

もう4年近く経ちますが、2016年にHondaの研究所が行った、ボンネビル最高速チャレンジを振り返ってみます。

 

当時ブログに書かなかったのは、リアルタイムで外部契約者の私が何か発言することで、気づかぬ所で何か炎上してもいけないと思い自粛していた訳ですが、今なら大丈夫という何の根拠もない、なんとなく大丈夫かなという、コロナ感染対策の外出自粛のような気分です。

 

コーディネーターならではの、俯瞰から見た当時の様子や個人的感想も含めて、とは言っても機密契約をしていましたので、その辺は注意してお話します。

 

2008年まで、Honda R&D Americas 2輪部門の勤務していましたが、80年代からロードレースが大好きだった私は、レース関係の仕事もさせてもらっていました。

渡米前は、当時人気爆発だったMFJ主催のロードレース地方選手権に参戦していたこともあり、夢の様な仕事でした。

 

退社後8年が経ったある日、90年代からお世話になっている宮城光氏から連絡をもらい、ボンネビル・チャレンジのコーディネーターの打診を頂きました。
ホンダとの契約も無事済み、参加手続き、米国でのテスト場手配、その他諸々の手配をする運びに…

 

車の仕立てには、HPD(Honda Performance Development)と言う、主にインディーカーのエンジン開発~メンテナンスを行っている、ロサンゼルス郊外の施設が拠点になりました。

レース車両、機材の開梱からなのですが、車はスペアも含め2台、その他機材がコンテナ2本分という、流石メーカーと言うレベル。
久々の”仕事”としてのレース環境に、ワクワクが止まりません。

 

それに、ドライバーは個人的にも25年以上のお付き合いもありますが、そもそも80年代のロードレース全盛期からのファンの一人でもあり、そりゃ~やる気出ますよ!

 

エントリーしたのは、ストリームライナーのJ/BFSクラスと言い、ストリームライナー最小排気量です。
J/BFSとは、JクラスBlown (ターボ)、Fuel(アルコール又はニトロメタン)、 Streamliner(ストリームライナー)という意味。

 

エンジンは、かなり手が入っているターボ仕様ですが、排気量は市販のS660ccのまま。(出力詳細は失念)
シャーシからハニカム・カーボンボディーまで、全て内作。
かなりの調査をして組まれたんでしょうが、初挑戦で世界記録狙いですから流石です。

 

因みに、このクラスの全米記録は、266.561mph(約426.498km/h)
Rick Yaccucciというドライバーが出した記録ですが、エンジンはSuzukiの隼を半分に切った2気筒だったそうです。
本人曰く、振動が凄くて大変だったとの事。
エンジンを半分に切って排気量をレギュレーション内に収めようって、どうかしてます!笑

ドライバーの宮城氏と主催者代表のMike Cook氏

カリフォルニアの拠点からボンネビルまでは、片道約650マイル(1000km)13時間の旅です。

 

地図では、ノンストップで10時間弱の表示ですが、実際は給油や休憩も入りますから、平均時速50マイル(80km)が一般的なので、650マイルx2=13時間ですね。

モーターホームとは言え、市街地以外はクルーズコントロールで走れますから、ほぼ予想通りに進むことが出来ます。

大型トラック3台(コンテナ3本)は先行で出発。
スタッフは飛行機移動。
私は、ドライバーの滞在場所としてモーターホームを運転しての一人旅

 

各グループ毎に、ボンネビル・スピードウィークの事前テスト(Test & Tune)に向けて移動です。

LAを夕方出発したので、途中1泊です。

 

行けるところまで行って、眠くなったら寝るという、至福のドライブ。

 

結局、ラスベガスを通過して、一瞬アリゾナ州を通過するんですけど、フリーウェイ沿いにRVパークがあったので、ここで寝ました。

 

夜中だったので、オフィスは閉まっていますが、代金は備え付けの封筒に現金か小切手、またはクレジットカード情報を書いて投函すればOK。
ただ、夏場は受付の照明に虫がわんさか集まっている事もあるので、その場合は翌朝精算します。笑

翌朝は、既に出発してしまった人も多かったですが、こんな感じでガラガラです。

 

費用は一般的で、電源水道付きで$35でした。
一昔前は$20台だったので、かなり上がってるな…

今日は、夕方の現地下見に間に合えば良いので、逆算して9時頃出発。

アリゾナからユタ州に入るところにある岩山セクションですが、ここは明るい時間帯に通過するのがお勧め。
いつ通っても、テンション上がります。

 

インターステート15号(I-15)ではなく、裏道ルートを選択。

 

途中、何もない所に一軒だけガソリンスタンドと、修理工場があったので、ホットドッグと手作りのポテトで昼食。

 

30年前のツーリングを思い出しつつ、のんびり進みます。

予定通り、夕方ボンネビルに到着。

 

明日からの準備に向けて、場所やコース状況の確認。
30年前にもバイクで来たけど、それ以来なので改めて感動です。

塩が付着してますが、これでもマシな方

コース外の表面はこんな感じ

改めて写真を探していると、当時の事を克明に思い出して、ちょっと鳥肌が立ちますね。 笑

気になるコースコンディションは、湿気を多く含んでいて、かなりベタついていました。
歩くと、靴裏に塩が大量に張り付く感じ。

テスト&チューンは4日間あるので、その間に乾いてくれればいいんですけどね。

と言うわけで、次回につづく…

Bonneville Speed Week 2020開催決定!!!

2020/5/25

地域によっては、依然として外出禁止令が継続しているアメリカですが、つい先日SCTAから、ボンネビル・スピートウィーク2020の開催決定が発表された。

 

開催地である政府関連機関との調整が終わり、許可が出たとのこと。

 

いくら広大な場所とは言え、例年であれば四輪、二輪含め500台くらいエントリーがあるので、クルーや観客なども含めれば、その何倍にもなる人が訪れるイベントだし、車検場やドライバーズミーティング等は、かなりの”蜜”になる。

 

開催に踏み切ったからには、当然その辺のマネージメントも出来るということなんだと思います。

 

個人的には、当然開催してもらって嬉しい訳ですが、SCTAの勇気を持った決断には、ちょっと感動です。

 

感染症の原理から、完全な感染防止は多分難しいと思うし、自己責任では済まないとは思いますけど、どこかで誰かが何らかの判断をしなければ、ワクチンや治療薬が出来ない限り、外出禁止が続きますからね…

 

何かあった場合、誰かに責任が発生してバッシングされたりする可能性もあるけど、後で突っ込まれたくないから慎重過ぎる判断をするっていうのもどうかと思う。
程度問題なので、話しても埒が明かないんですけどね。

 

賛否はあって当然だけど、個人的にも出来る対策を講じた上で、今回の決断には賛同しますよ。

 

日本では甲子園が中止になったりと、寂しいニュースがありますが、ボンネビルファンにとっては、熱い夏がやってきます。
あとは、雨が降りません様、切に願います。
昨年は、雨で中止になりましたから…

2016年にGuy Martinが乗ったTraiumph Streamliner

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